選手が主役の『王道野球』をありがとう。
「ああ、なんでそこで久保田やねん!」
「おいおい、ここで桧山やろ!?」
タイムリーが出ればファンより手を叩いて喜び、
打たれれば葬式の時のような顔をし、
そして5年間特等席で試合を見続け、
しかし選手にとってはこれ以上ない存在感で、
そしてそれ自体が采配のようで、
時に厳しく、そしていつもやさしく選手を見守り、
どんなに非難を浴びようと選手を信じた起用をし、
それ以上動かずに見守り、
それなのにたまに悪態をつき、
それでも選手は進んで監督についていき、
自分のそれぞれの働き場所が明確な采配をし、
選手はそれにまい進し、
それで残酷な結末を迎えても、
岡田彰布監督は選手に胴上げされ、
勝つことに不慣れだったファンに
たった5年間で393回も六甲おろしをプレゼントし、
それでもシリーズで4連敗し、
13ゲーム差をひっくり返され、
それでも、
それでも、
本当にありがとうございました。
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